240902 自重堂 (3597)

*四季報コメント読み解き*

自重堂

ワーキングウエア大手。日ハム監督の新庄剛志を前面に出した広告戦略を継続している。作業服のブランド化で差別化推進。猛暑対策の空調服、冬場の電熱系商品がヒット。医療用白衣や介護、飲食店、サービス業向けユニホームなど新規開拓も。商品ラインナップを充実させる一方で、需要予測精度の向上にも取り組む。メンズカジュアルは、ライセンスブランドとOEMを手がけるが低調。海外生産比率はユニホームで約9割。生産拠点は中国中心だが、ベトナムミャンマーバングラデシュなどへのシフトを強めている。

 

【小幅増益】 作業服は季節商品が堅調、価格改定効果。ただ物流費重く、営業益横ばい圏。デリバティブ評価損。25年6月期は作業服は法人受注が戻り傾向。新製品投入もあり個人顧客の購入堅調。営業小幅増益。
【新商品】 顧客の声をAIで分析・意匠化したインプレッションインナーを自社サイトで限定販売。主力ブランドに植物由来の合成繊維使用した環境配慮型作業服導入。

 

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<庶民所感>

ニッチなビジネスでシェアを抑え、ディフェンシブ株として見ています。

 

生産拠点をアジア各国にシフトは良。

作業用の空調服といった特化は好感。

 

 

現在、株価は10240円で予想配当利回り4.88%。

配当利回り魅力的。

ただ、配当が年一回で6月決算。

 

配当狙いの投資としてはインするタイミングが難しいですね。

一年の何処かで株価が凹むタイミングある可能性あるので、

そこで入りたいところ。

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