240903 ティーガイア (3708)

*四季報コメント読み解き*

ティーガイア

携帯電話販売店の最大手で、携帯電話大手3社のほか、楽天モバイルMVNOショップも手掛ける。2008年に住友商事三菱商事系のMSコミュニケーションズと統合し現社名へ変更。光通信も大株主。収益に占める携帯販売の割合が非常に大きいが、多角化に向け他事業の拡大にも注力。法人向けソリューションサービス事業では、スマホやタッチパネルを介した注文システム手がけるベンチャーとの提携を積極推進。決済サービスは2017年にクオカード社を買収し、19年春に電子版クオ事業を本格開始。

 

【回復続く】 代理店は個人向け端末で買い替え長期化やスマホ値引き規制が逆風。が、店舗整理に加え、アクセサリー等の独自商材併売が好調で採算性改善。法人向けも上向く。営業益戻り歩調。希望退職関連特損。
構造改革 約200人の希望退職者を募集。退職は9月末。固定費削減し、収益性改善急ぐ。27年3月期までに純益100億円・ROIC10%以上目標の新中計策定。

 

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<庶民所感>

淘汰が進む斜陽の携帯販売業界の筆頭格。

正直含み益がある内に売却するかどうか悩んでいる銘柄。

 

携帯販売店はネットに携帯契約シェアは取られつつも、

一定数は生き残るので、その中でビジネスを多角化できるかが肝。

 

他競合企業が他業種からのM&Aが散見されるところから、

今後、どういう組み合わせになるのかウォッチを兼ねて株所有のところも。

 

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