*四季報コメント読み解き*
1781年創業の国内製薬首位。大型薬特許切れによる業績低迷からの脱却めざし、2008年の米ミレニアム社、11年のスイス・ナイコメッド社、16年の米アリアド社など海外製薬企業の大型買収を実施。14年以降はフランス人のC・ウェバー社長のもと消化器系、中枢神経系、がんなどに研究開発を絞り込む改革推進。19年1月希少疾患薬で世界首位の欧州大手シャイアー社を6兆円で買収、売上高3兆円超でメガファーマ(巨大製薬企業)の仲間入り。有利子負債の圧縮は一段落。
【復 調】 | 米国ADHD薬などの特許切れ影響大だが柱の潰瘍性大腸炎薬伸びる。約1400億円の構造改革費計上の一方、肺がん治療薬など減損減る。為替も追い風で営業益下げ止まる。税負担平常化。増配。 |
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【費 用】 | 機動性向上のため米国中心に構造改革を実施、人員削減費用など計上。スイスのバイオ企業・ACイミューン社とアルツハイマー病薬候補のライセンス契約。 |
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<庶民所感>
医薬品セクターへの分散目的で所有。
この業種は株価が大きく変動しやすく、配当利回り良くても決して割安という意味では無いから購入タイミングはよく考えたい。
現在、予想配当利回り4.5%。
3000円台で検討したい銘柄。
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