240906 東ソー (4042)

*四季報コメント読み解き*

東ソー

総合化学メーカー大手の一角。塩ビ生産量はアジア3位。1935年にガラス原料ソーダ灰生産から出発。90年に新大協和石油化学と合併、最上流のエチレン生産も手掛け総合化学メーカーに。塩ビ樹脂・苛性ソーダは国内首位級。機能性製品群が最大の収益柱で、その中身は排ガス触媒、歯科材料、ライフサイエンス分野の分析装置・充填剤、免疫検査機器・試薬など。塩ビ・苛性ソーダ南陽事業所(山口県)、石油化学四日市事業所(三重県)が生産拠点。機能性商品の育成に注力。上場子会社に水処理大手オルガノ(エンジニアリング)。

【好 伸】 クロル・アルカリや石化は市況回復力弱いが定修一服や生産正常化で改善。機能商品も半導体関連中心に徐々に上向く。水処理の受注案件豊富でエンジ続伸。人件費等増こなし営業増益。為替差益剥落。
【増 強】 四日市にバイオ医薬品向け分離精製剤の製造設備新設(27年稼働)、南陽増強後から2割増加。自社開発アミン液使用のCO2回収・原料化設備が24年秋稼働。

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<庶民所感>

景気敏感株の認識。

緩やかに増配傾向は良。

 

8月月初の暴落で大きく落とした後、

戻せてない印象。半導体が多少でも絡む銘柄はみんなそんな雰囲気を感じます。

 

 

現在、株価は1875円で予想配当利回り4.53%。

悪くは無いのですが、個人的にはもっと低い平均単価でホールドしているので、1700円あたりまでくれば検討。

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